即身仏を突いた 奴兵!

歴史

弘智法印が奴兵の槍で突き刺される事件が起きました。

戦国時代 お寺の近くの村で「夜な夜なお寺の方から怪しい火が灯る」という噂が流れ村人は恐怖に怯えたそうです。

噂を聞きつけた奴兵が火の出るという場所まで来ると即身仏が御安置されている小さなお堂を見つけました。

奴兵って?

奴兵とは、奴隷や捕虜などを兵士として使うことや、そのような兵士のことを指します。戦国時代、豊臣秀吉による天下統一により、当時の越後は上杉景勝は秀吉に養子の上杉義真を人質として差し出し臣従し、上杉家を保持していたため、上杉家に属する兵と考えられます。

奴兵はお堂の中で端座する即身仏を見て「死んでいるのに座っているのはキツネかタヌキが化けているに違いない!」と、槍(ヤリ)で即身仏になった弘智法印の胸を突くという事件が起こりました。

奴兵は後に弘智法印の即身仏のことを知り、「真の仏を突いてしまった」と嘆き、奴兵は自害しました。

奴兵の遺言により「奴の懺悔(ざんげ)の首」として長い間、奴兵の頭蓋骨は西生寺の弘智法印の即身仏のそばに安置されているそうです。

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【参考文献】
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