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家庭用ガスエアコン(GHP)を普通のエアコンに交換するには? 新たに電気配線、壁の穴開け、配管工事が必要だった! 

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エアコンイメージ 生活・住まい

現在住んでいる戸建住宅の設備に設置されていた、GHPエアコン。
電気代が安く良かったのですが、17年間使用し、故障が多くなり寿命を迎えたため、電気式のエアコンに交換しました。

交換するためには、多くの工事が必要となり、今回、エアコン設置店の協力を得て、無事に交換が終わりました。
同じ様に、ガスエアコンを利用されている方の交換時の参考になればと思い紹介します。

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GHPエアコンとEHPエアコンの違い

GHPとEHP比較
引用元:ヤンマーホームページ

GHPとはGas engine Heat Pumpの略でガスエンジンを使用したヒートポンプサイクルにより、冷房・暖房を行うシステムです。

EHPはElectric Heat Pumpの略で電気モーターでコンプレッサーを駆動させて、ヒートポンプサイクルにより冷房・暖房を行うシステムです。現在、家電量販店で販売されているエアコンは殆どこのタイプです。

違いは冷媒を圧縮するコンプレッサーを駆動する機械が違うだけです。GHPはガスエンジン、EHPは電気モーターを使用してコンプレッサーを動かします。
ヤンマーHPより引用

GHPエアコンは

GHPエアコン効率
引用元:ヤンマーホームページ

エアコンの消費エネルギー量の、約90%は室外機のコンプレッサー駆動源に使われます。
EHPはモーター(電気)でコンプレッサーを駆動しますが、GHPはガスエンジン(ガス)で駆動しますので、コンプレッサーの駆動源が電気からガスに変わることで消費電力を90%以上削減することができます。

GHPエアコンに交換できないのか

とてもメリットの多いGHPエアコンですが、現在では、家庭用のGHPエアコンの製造は各社終了しており、業務用のGHPエアコンしか販売されていません。

GHPエアコンは下記の理由で需要がなくなってしまいます。

①技術の進歩:新しい技術の開発や改良により、効率的でエネルギー消費の少ないエアコンシステムが登場しました。これにより、GHPエアコンよりもコスト効率が高く、より環境に優しいエアコンが登場した。

②市場需要の変化:需要や消費者の嗜好は変化するもので、エアコン市場において、消費者がエアコンの種類や機能に関心を持ち、掃除機能や省エネ機能が備わったエアコンに需要が変化した。

③メンテナンスやコストの問題:GHPエアコンは設置場所やメンテナンスに専門知識とコストが必要となり、これにより、他のエアコンの種類が絞られ、利便性や費用面で、需要が低下した。

そのため、GHPの新機種に交換することはできません。EHPのマルチエアコンを選定する選択肢がありますが、EHPのマルチは価格が高く、新たに1部屋ごとにEHPエアコンを設置するほうが安く設置できることがわかりました。

既存のGHPエアコン

我が家に設置されていたGHPエアコンは

  SANYO ガスヒートポンプエアコン LIVING Mate SGH-CH80D1
  リビング(天井埋め込み型)1台、和室1台、洋室✖4部屋、ロフト1台 合計7台      

GHPエアコンをEHPエアコンに交換

GHPエアコンは新築工事の際、冷媒配管、電気線を壁内に埋め込み、配管等が表面に出ない隠蔽配管になっています。そのためGHPエアコンをEHPエアコン(通常家電量販店で販売されている)に交換するためには、新たにエアコンを新設する工事が各部屋で必要になります。

①GHPエアコン(室内機)の撤去
②壁に配管用コア穴を開ける
③エアコン用専用電気配線の設置

最初、室外機の撤去と室内機の撤去をガス会社に見積を出してもらい撤去工事を依頼する予定をしていましたが、新しいエアコンの設置を別会社に依頼することを考えると、GHPエアコン撤去からEHPエアコン設置工事に手慣れた専門の電気屋さんに一括して頼んだほうが、責任や保証が明確になるなど総合的に良いと判断しました。

GHPエアコンの撤去

GHPエアコンの室外機は260kgの重量があります。本来であればクレーンなどの重機で釣り上げて撤去するそうですが、我が家はそのようなスペースが無いため、手で運べる程度に解体して撤去します。

フロンガスの回収作業

エアコンの撤去などの際に、機器の中に入っているフロンガスを回収する作業が必要です。 エアコンの冷媒ガスにも使用されているフロンガスは、大気中に排出されると、オゾン層を破壊するものや、地球温暖化に悪影響を及ぼすものがあります。 これを解決するために『フロン回収破壊法』が制定され、特定製品の廃棄時における適正な回収および破壊処理の実施等が義務づけられています。

260kgもある巨体なGHPエアコンの室外機がなくなりスッキリしました。

室内のエアコンも撤去されてスッキリ。このあと内装屋さんに石膏ボードで穴を塞いでもらい、クロスを張ってもらいました。

EHPエアコンの設置

EHPエアコンを設置するために、外壁に配管用の開口を開ける。専用の電気配線を壁内に配線する。工事を行いました。

2階の部屋で配管が家の正面になってしまう所、室外機の置き場所より、最短距離で配管ができない所以外は、今までエアコンが設置されていたところに設置してもらいました。

殆どの室内機は左の写真の通り、交換したことが全くわからない程の仕上がりです。

どうしても同じ位置に設置できないところは、右の写真のように隣にずらして設置したため、配管穴と配線を引いた位置、旧室内機を固定していた穴が残っています。

リビングエアコン

リビングのエアコンも無事に設置が完了しました。

エアコンの撤去、新設工事の日程は?

1日目 GHPエアコン 室外機解体撤去。 室内機の撤去。
2日目 内装工事実施のため、エアコン工事は休み。GHPエアコン用ガス配管撤去。
3日目 2階のエアコン設置工事
4日目 2階のエアコン、1階リビングエアコン設置工事 完了

記載の料金は施工当時の料金で、時期により変動します。

上記、今回の見積を掲載します。
GHPエアコンの撤去工事と処分。和室とロフトのエアコンは撤去したままにして、リビングにダイキンうるさらエアコンを設置、洋室4部屋にダイキンEシリーズエアコンを設置、合計5台のエアコンの設置工事を電気屋さんに工事を依頼しました。エアコンはネットの販売店から取り寄せてもらい、当初、約100万円の予算を考えていましたが、工事費が上記見積の通り約40万円、エアコン代が約41万円、内装工事約3万円。合計約85万円で工事することができました。(内装工事は、天井埋設エアコン撤去後の天井の穴を石膏ボードで塞ぐ工事、クロス張りなど。)

翔びくらげ
翔びくらげ

同じようにGHPエアコンをEHPエアコンに交換をご検討の方でお悩みのことがございましたら、ご連絡いただけるとご相談に応じます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

参考文献

ヤンマーHP

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