国生みの島、淤能碁呂島(おのころしま)はどこにあるのだろうか。
なぜ国生み神話の残る霧島市にないのか・・・
残念ながら霧島市内におのころ島を見つけられませんでしたが、興味深いことに、2番めに流された淡島こと淡路島におのころ島の名を見つけました。
イザナギノミコト(男神)とイザナミノミコト(女神)が、国生みの際に、「天浮橋(あまのうきはし:天と地を結ぶ宙へ浮く橋。神はこの橋を渡って地へ降りるとされる。)」に立ち、天の沼矛(ぬぼこ)をまだ何も出来ていない海原に下ろし、「こをろこをろ」とかき回し矛を持ち上げると、滴り落ちた潮が積もり重なって島となった。これがオノゴロ島である
引用元:「オノゴロ島」(2023年5月17日 (水) 02:02 UTC版) 『ウィキペディア日本語版』
おのころ島神社
御祭神 伊弉諾命(イザナギのミコト)
伊弉冉命(イザナミのミコト)
由 緒 神社は、古代の御原入江の中にあって伊弉諾命・伊弉冉命の国生みの聖地と伝えられる丘にあ
り、古くから「おのころ島」と親しまれ崇敬されてきました。
古事記・日本書紀によれば神代の昔国土創世の時、二神は天の浮橋にお立ちになり、天の沼矛
を持って海原をかき回すに、その矛より滴る潮がおのずと凝り固まって島となる、これが自凝
島です。
二神はこの島に降り立たれ、八尋殿(やひろでん)を建て 先ず淡路島を造り次々と大八洲(お
おやしま)を拓かれたと記されています。
神社には伊弉諾命・伊弉冉命の二神がお祀りされており、縁結び、安産の神として知られて
います。また、この二神は天照大御神様の親神様です。
淡路島から南に沼島という小島に「おのころ山」、「おのころ神社」の名も発見しました!
日本神話や記紀に登場する島。特にイザナギノミコト・イザナミノミコトによる国生み神話は、この地域で起きた事象なのでしょうか、またいつか旅してみたいと思っています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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