自宅の給湯器が古くなり、故障が多くなってきたため
今流行のウルトラファインバブル・マイクロバブルがついたリンナイ社の最新給湯器に交換しました。
約7ヶ月実際に使用した感想を紹介します。
バブルの種類
一般的に今流行のバブルには、「ウルトラファインバブル」、「マイクロバブル」があります。
![バブルの種類](https://i0.wp.com/tobikurage.com/wp-content/uploads/2023/06/6f41f298f883823b5d6f4f461626b5a8.jpg?resize=800%2C361&ssl=1)
バブルはそれぞれ、大きさと動態が違い、用途によって有効性が違ってくるようです。
バブルの違いは?
「ウルトラファインバブル」とは、直径が1μm未満の泡のことで、洗浄や美容などの業界で活用されています。ウルトラファインバブルが含まれた水は透明です。ウルトラファインバブルは、マイクロバブルよりも小さい泡のことです。
ウルトラファインバブルを含んだお湯を使うだけで、浴室や洗面所、キッチンなどで気になる水まわりの汚れ、水垢が付きにくくなり、掃除負担が軽減されるとされています。
「マイクロバブル」とは、大きさが1~100μm未満の泡のことです。
マイクロバブルは、水中に微細な気泡を発生させることで、水中の汚れや臭いを取り除く効果があります。また、肌に付着した汚れや古い角質を取り除く効果もあるため、美容や健康にも良いとされています。
それぞれのバブルをまとめてみると、下記の表のようになります。
![泡の大きさ](https://i0.wp.com/tobikurage.com/wp-content/uploads/2023/06/8c392cbd752c463c4247fcc460599d0c.jpg?resize=800%2C496&ssl=1)
![バブル種類まとめ](https://i0.wp.com/tobikurage.com/wp-content/uploads/2023/06/160e907aea6bf7ae63f6c2b5f350dad7.jpg?resize=800%2C384&ssl=1)
現在は、「ウルトラファインバブル」が生成できる、シャワーヘッド、給湯器などが主流のようです。
また、「ウルトラファインバブル」を生成する洗濯機も登場したようです。
ウルトラファインバブルの特徴
ウルトラファインバブルは、皮脂汚れだけでなく、毛穴の奥に入り込み、汚れをきれいに落とすことが可能だそうです。
![ウルトラファインバブル特徴1](https://i0.wp.com/tobikurage.com/wp-content/uploads/2023/06/8483fc24671abd0330ceab246dcbcc32.jpg?resize=800%2C555&ssl=1)
油性マジックを落とすテレビCMがありますが、皮膚の細かいシワの間に染み込んだ油性マジックを落とす効果を示しています。
![ウルトラファインバブルは帯電している](https://i0.wp.com/tobikurage.com/wp-content/uploads/2023/06/e7a5daf3ef3e3db88939a416a7d6ad6e.jpg?resize=800%2C553&ssl=1)
マイナスイオンに帯電している効果により、頭皮の活性作用・老化防止・免疫力アップ・自然治癒力アップ、自律神経の調整作用などの効果も期待できるそうです。
![ウルトエアファインバブルは30気圧](https://i0.wp.com/tobikurage.com/wp-content/uploads/2023/06/673efdb899622cf6b084d836772c682c.jpg?resize=792%2C800&ssl=1)
30気圧の破壊力により洗浄力が良いそうです。オゾン殺菌効果については、鮮度保持や臭いの抑制効果が期待されるそうです。
![ウルトラファインバブルは長期間消えない](https://i0.wp.com/tobikurage.com/wp-content/uploads/2023/06/ad9c22849672a289f3099e1e82be77dc.jpg?resize=791%2C800&ssl=1)
泡が長期間(約1ヶ月)に渡り浮遊するため、かけ流し温泉のようなシステムのお風呂でないと、汚れを吸着した「泡」が浴槽内に漂い続けてしまう恐れがあります。公共の大浴場などでの導入は難しいかもしれません。
リンナイの最新給湯器
![リンナイ給湯器](https://i0.wp.com/tobikurage.com/wp-content/uploads/2023/06/68382c8fb45a46a09cb9e043a785a65d.png?resize=904%2C532&ssl=1)
給湯器メーカーでは、ノーリツは「マイクロバブル」、パロマでは「ウルトラファインバブル」を生成するアダプターを浴槽に取り付ける仕様です。
リンナイは給湯器本体の中に「ウルトラファインバブル」を生成するため、家中給湯器のお湯が出るところはすべて「ウルトラファインバブル」のお湯が使えます。
![どこでもウルトラファインバブルに](https://i0.wp.com/tobikurage.com/wp-content/uploads/2023/06/3ccca67bbbcd3ac604c4719b0168a4b2.jpg?resize=800%2C330&ssl=1)
お湯が「ウルトラファインバブル」になる。というメリットにリンナイの給湯器に決定しました。
更に、リンナイの給湯器には「マイクロバブル」も併せて生成できる機能がついた給湯器もありました。
![マイクロバブルユニット](https://i0.wp.com/tobikurage.com/wp-content/uploads/2023/06/5e2e26882c4e18b36df5db5a2c956586.jpg?resize=800%2C214&ssl=1)
折角なので「ウルトラファインバブル」「マイクロバブル」の機能がついた給湯器を設置しました。
実際に使ってみて
設置工事の前に、バブルの配管工事ができるかどうか、浴槽のエプロンを外して循環金具の接続部や配管スペースを確認してもらい、設置に問題がないとわかると、正式に設置工事を依頼しました。
設置工事は約半日、古い給湯器を撤去後、新しい給湯器を設置してもらいました。
新しい給湯器を設置した、我が家のお風呂を撮影しました。
張られたお湯は「ウルトラファインバブル」照明でわかりにくいですが吹き出し口よりきめ細かい泡が噴出しているのが「マイクロバブル」です。
![マイクロバブル噴射](https://i0.wp.com/tobikurage.com/wp-content/uploads/2023/06/IMG_7623.jpg?resize=640%2C480&ssl=1)
「ウルトラファインバブル」は無色透明のため、わかりませんが、「マイクロバブル」の白濁泡によってお風呂全体が乳白色になります。
いつも入浴剤を入れていましたが、「マイクロバブル」の白濁泡が生じているため、特に入浴剤を入れないでも快適に入れます。
入浴後の感想は、肌がすべすべして、髪の毛もボリューム感が増し、つやつやした感じがします。妻も同意見でした。
更に、食洗機も給湯管で繋がっているため、給湯器からの「ウルトラファインバブル」がお皿も洗浄効果が向上したと思いますが、見た目での特段変化は感じません。
今度、予洗いをしないで、カレーなどを食べたお皿を入れて検証してみたいと思います。
季節が冬となり、給湯器からのお湯を使用する機会が増え、一般的な給湯器とウルトラファインバブル付き給湯器の費用対効果を下記にまとめてみました。
メリット
・お湯が柔らかく感じ使いやすい。
・今まで入浴剤を入れていたが、入れないで快適に入れる。
・家全体のお湯が「ウルトラファインバブル」になった。
デメリット
・一般的な給湯器より価格が高い(私が付けた時で約8万円UP)。
・水まわりの汚れを軽減、洗いづらい排水管もすっきり清潔に 排水管汚れの残存率減少と
メーカーは宣伝していますが、あまりそのような効能がでているとは思えません。
今後も使用し、四季を通して使用した感想を書きたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
リンナイ株式会社
株式会社 シバタ